ラベラー (ラベル自動貼付け機)の特徴
※写真は一例です。
ラベラーとは(ラベル自動貼付け機とは)
製造ラインや包装工程におけるラベル貼付作業は、手作業では時間がかかるうえ、貼付位置のばらつきや貼り直しによるロスも発生しやすい工程です。ラベル自動貼付け機(ラベラー)を導入することで、手作業の作業時間を大幅に短縮し、貼付精度の向上や人件費削減にもつながります。
ラベラーは、ボトル・缶・箱など様々な形状に対応可能で、印字機能やコンベア連動など、現場に合わせたカスタマイズが可能です。これにより、ライン全体の効率化や生産性向上を実現できます。さらに、導入実績豊富な機種が揃っており、多くの食品・飲料・化粧品・医薬品メーカーで採用されています。
導入メリット
1. 作業時間の短縮
手作業では1時間あたり数百枚しか貼れないラベルも、自動貼付け機を導入すれば1時間で数千枚のラベル貼付が可能です。これにより作業者の負担を大幅に減らし、ラインのボトルネックを解消できます。
2. 品質の均一性・貼付精度の改善
ラベラーは設定した位置に正確にラベルを貼付するため、手貼りに比べ貼付位置のばらつきや傾きがなくなり、製品の見た目やブランド価値を維持できます。ミスによる再作業も削減可能です。
3. 人件費・貼付ミスによるロスの削減
作業者の手貼りによる貼り直しや失敗を減らすことで、廃棄ロスを削減し、作業時間のコストも大幅にカットできます。また、人手不足の現場でも安定した作業が可能です。
4. ライン自動化・印字連動などカスタマイズで更なる効率化
印字機能を組み合わせることで賞味期限やロット番号を自動印字可能。さらにコンベアと連動することで、既存の生産ラインにシームレスに組み込めるため、ライン全体の自動化が実現できます。
活用シーン・業種別ケーススタディ
・食品・飲料業界
ボトルや缶、パッケージの側面や円筒に対応。高速貼付により生産ラインの効率を向上。季節限定商品や大量生産品でも柔軟に対応可能です。
・化粧品・医薬品業界
小型ラベルや高精度貼付が必要な容器にも対応。製品の品質を維持しながら、貼り付けミスを最小限に抑えます。
・箱・外箱包装
平面への上面貼りやコ字貼りタイプで、外観の美しさを維持。パッケージデザインの見栄えを損なわず、ブランド価値を向上させます。
自動貼りが出来るラベルの種類
基本的にどんなラベルでも貼付けが可能です。紙ラベルからフイルムラベルまで。
ラベルサイズとワークサイズ、貼付け速度などで機種が決まります。極小ラベルなどは相談によります。
コンベアと付きとユーザー様のコンベアに付ける場合
製造会社により、コンベア付きまたは、ユーザー様のコンベアを使用したラベラーを作成することが可能です。
製造ラインの途中にラベル貼り付けラインを組み込んだり、既にラインがあってそこの上にラベラーを載せる方法などがあります。
印字機能について
基本的には貼付けのみですが、ラベルを貼る前に印字することも可能です。
印字方法は、熱転写方式、インクジェットなどがあります。
標準ラベラー(自動ラベル貼付け機)の種類
上面貼りラベラー
上面貼りラベラーは、平らな表面に特化しています。箱やパッケージ、平らな容器などに効果的にラベルを貼ることができます。
また、高度な調整機能が備わっており、ラベルが一貫して正確な位置に貼られます。商品のブランド名、バーコード、製造日など、さまざまな情報を表示するのに適しています。
上面貼りラベラーの導入により、ラベルの貼り付け作業を自動化し、生産性と効率性を向上させることができます。作業員が手作業でラベルを貼る必要がなくなります。
機械が一定の精度でラベルを貼るため、製品に一貫性のある外観を提供することができます。これにより、ブランドイメージの統一性が確保されます。
側面貼りラベラー
側面貼りラベラーは、瓶、缶、箱などの側面にラベルを貼ることに特化しています。
容器の曲面にも対応できるよう設計され、高い精度でラベルが配置されます。容器のバージンシール、商品の内容量、栄養成分、警告文など、さまざまな情報を表示するのに適しています。
側面貼りラベラーの導入により、ラベルの貼り付け作業を自動化し、生産性と効率性を向上させることができます。作業員が手作業でラベルを貼る必要がなくなります。
機械が一定の精度でラベルを貼るため、製品に一貫性のある外観を提供することができます。これにより、ブランドイメージの統一性が確保されます。
ラベルが正確に貼られることで、製品の外観が向上し、商品の魅力を高めることができます。
円筒貼りラベラー
円筒貼りラベラーは、缶、ボトル、筒状の容器など、円筒形状のラベル貼り作業に特化しています。
巧妙な貼り付け機構により、円筒状の表面に正確かつ均一にラベルを貼ることが可能です。さらに、高速な作業に対応し、生産性を向上させます。
円筒貼りラベラーの導入により、ラベルの貼り付け作業を自動化し、作業時間を短縮し、生産性を向上させることができます。
機械がラベルを正確に貼り付けるため、製品の外観に一貫性をもたらし、品質を確保します。
円筒貼りラベラーは、食品、飲料、化粧品、医薬品など、さまざまな業界で使用できます。
コ字貼りラベラー
当社のコ字貼りラベラーは、箱や直角形状の容器など、直角形状の表面にラベルを貼ることに特化しています。
精密な貼り付け機構を備えており、ラベルが一貫して正確な位置に貼られます。商品の製品名、ブランド、ロゴなど、さまざまな用途に対応し、プロフェッショナルな外観を提供します。
コ字貼りラベラーの導入により、ラベルの貼り付け作業を自動化し、生産性と効率性を向上させることができます。作業員が手作業でラベルを貼る必要がなくなります。
機械が一定の精度でラベルを貼るため、製品に一貫性のある外観を提供し、ブランドイメージの統一性を確保します。
コ字貼りラベラーを使用することで、製品にプロフェッショナルな外観を与え、品質や信頼性を高めます。
経験豊富な協力会社ともにご提案させて頂きます。
弊社では、経験豊富な協力会社と共にご提案をさせて頂きます。有名な会社ではありませんが、経験が豊富でお客様の要望に出来るだけ近い提案が出来る会社とご提案をさせて頂きます。
最後まで責任をもって頂ける会社と協業
『すみません、これ以上出来ません』 何か問題が発生した場合に弊社のような販売会社やお客様にとって一番聞きたくない言葉です。例えば、貼付け成功率95%あと5%で、100%になるというときに”これ以上調整できません、これ以上改善出来ません” 言われた場合、販売会社もお客様も何もできない状態になります。
もちろん、検収を上げない、受け入れをしないなどで回避出来そうですが、馴染みの商社かの購入であったり、保証期間の問題などでそれが出来ない場合もあります。
ですので、最初からそのようなことを言わない会社から購入することお勧めします。
このようなケースは、実は意外と多いのです。弊社でも数件、貼り機の入れ替えの案件を行ったことがあります。会社選びは非常に重要です。ですがなかなかそれを購入前に判断するのは難しいです。
ラベラーはほとんどがカスタム品(お客様仕様の1点品)になりますので、デモ機を借りて比較することは出来ず、過去の製品、馴染みの商社からの紹介などから判断するしかありません。お客様がどの会社の製品が良いか判断が出来にくい製品です。
弊社では、過去に何度か取引実績があり安心して最後まで面倒を見てくれる会社と協業しております。貼付け現場では貼付けミスの1つは、その復旧に大きな工数になる場合があります。弊社では、ご依頼を頂いた時点で自信のない内容の場合は、御受けしないことにしております。
弊社での採用事例
製品箱にセキュリティシールの貼付けとインクジェットプリンターでロット番号を印字しました。
箱は複数のサイズがあり、貼付け機はガイドで調整し、インクジェットプリンターは、印字の位置を
調整できるようにしました。
詳細はこちらです。
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