ZEBRA製　LS2208　バーコードリーダー

ZEBRA製　LS2208　バーコードリーダーの特徴

クラス最高レベルの読み取り範囲、高密度バーコードにも対応

ZEBRA LS2208は、最大63.5cm（約25インチ）離れた場所からでも13milのUPCバーコードを正確に読み取ることができる、クラス最高レベルの読み取り範囲を誇ります。
また、0.125mm（5mil）サイズの高密度バーコードにも対応しており、小型商品や医療用ラベルなど、細かいバーコードの読み取りにも最適です。
これにより、レジ業務や在庫管理の効率が大幅に向上し、顧客満足度の向上にも寄与します。
毎日の業務の中で、商品などに付けられた13 mil UPCバーコードは25インチ（63.5cm）以上離れた距離からでもスキャンできます。また、サイズの小さな商品で一般的に使用されている高密度バーコードの読み取りにもこれ1台で対応可能です。
一般的な低価格機種では「近すぎると読めない」「遠すぎると反応しない」「読み取りが遅い」といった課題が起こりやすいですが、LS2208ではその悩みを解消。

• 商品棚の上段／下段の商品バーコード
• レジカウンターでの素早いスキャン
• 物流現場の段ボール外装バーコード

など、距離の差が大きい現場でも安定した読み取り性能を発揮します。 また「読み取りエラーの少なさ」が高く評価されており、スキャンのやり直しによる待ち時間やオペレーターの負担を軽減し、業務効率アップに大きく貢献します。

世界中どこでも使えるデバイス

LS2208は、97種類のキーボード言語に対応しており、世界中のさまざまな国や地域で使用可能です。
USB、RS232C、キーボードウェッジなどのマルチインターフェースに対応しており、ケーブルの交換と簡単な設定で、さまざまなシステム環境に柔軟に対応できます。
これにより、導入時の手間を最小限に抑え、すぐに業務を開始することができます。

耐久性に優れた構造と耐落下衝撃性能

LS2208は、特許取得の単一基板構造と低摩擦液状高分子スキャン素子、傷のつきにくい強化ガラス製の射出窓を採用しています。
これにより、1.5mの高さからコンクリート面への複数回の落下にも耐える堅牢性を実現しているため、、過酷な作業環境でも安心して使用できます。
また、IP30の環境シーリング加工により、埃や湿気から内部を保護し、長期間にわたって安定した動作を保証します。
本体の耐久性はもちろん、スキャナ内部のレーザーエンジンの寿命も長く、

• 1日に数百〜数千スキャン
• 複数スタッフでの共有利用
• 長時間連続稼働が必要な現場

などでも安心して使用できます。

「買ったばかりのバーコードリーダーがすぐ壊れて買い替え…」というトラブルを避けたい方に最適です。

寸法と軽量設計

LS2208は、152mm（高さ）×63mm（幅）×84mm（奥行き）のコンパクトなサイズで、重量はわずか146gと軽量です。
人間工学に基づいたデザインにより、長時間の使用でも手や腕への負担を軽減し、快適な操作性を提供します。
これにより、作業効率が向上し、オペレーターの疲労を最小限に抑えることができます。
長時間のスキャン業務でも手首や腕の疲労を感じにくい、バランスの良い軽量設計です。 握りやすいグリップと、自然にトリガーへ指が届く形状により、誰でも直感的に操作が可能。

• 1日中スキャン作業をするレジ担当者
• 倉庫で大量の入出荷チェックを行う担当者
• 図書館・医療現場での連続使用

など、長時間作業が多い現場ほど、LS2208の軽快な操作性が作業効率の差として現れます。

プラグ＆プレイで即導入 ― システムへの組み込みも簡単

LS2208は、箱から取り出してパソコンやPOSレジに接続するだけで即利用できるプラグ＆プレイ仕様。(USB)
面倒なドライバーインストールも不要で、初期設定の手間が最小限に抑えられます。
また、「設定バーコード」を読み込むだけで動作モードを変更できるため、専門知識がなくても、

• 店舗のPOSレジ
• 在庫管理システム
• 製造・物流システム

など多様な業務へスムーズに組み込めます。
導入時のトラブルを防ぎ、「現場がすぐに使える環境」を短時間で構築できます。

彩なインターフェースと将来性 ― USB／RS232／キーボードウェッジ対応

LS2208は複数のインターフェースに対応しており、既存のシステムとの高い互換性が特徴です。

• USB接続
• RS232（シリアル）
• キーボードウェッジ

など、さまざまな機器に接続できるため、現在利用しているレジ・PC・ハンディ端末などとの組み合わせでも安心。
システム更新時の流用も可能で、長期的な投資価値の高いバーコードリーダーといえます。

キーボードウエッジとは

バーコードリーダーやRFIDリーダーなどの機器から読み取ったデータを、あたかもキーボードで入力したかのようにPCのカーソル位置に自動で送信・入力させるための技術やソフトウェア、またはその変換アダプタのことです。PC側からは通常のキーボードとして認識されるため、専用の通信ソフトなしで、メモ帳やExcelなど様々なアプリケーションに直接データを入力できるのが大きな特徴です。

どんな課題を解決できるか？

ZEBRA製 LS2208 は、「読み取れない」「遅い」「疲れる」「ミスが出る」といった現場の課題を根本から改善します。 多業種に対応し、日々の業務効率と作業品質を大幅に向上させるスタンダードモデルとして、多くの現場で採用されています。

以下では、業務シーンごとに LS2208 が具体的にどのような課題を解決するのかを詳しく紹介します。

レジや店舗での読み取り漏れ・速度低下を改善

小売店舗のレジ業務では「読み取れない」「何度もスキャンし直す」といったトラブルが日常的に発生します。 読み取りエラーが続くと、レジ処理が遅れ、来店客のストレス増加やレジ待ちの行列につながり、ひいては売上にも影響する可能性があります。

LS2208 は、高感度レーザーエンジンと**広い読み取り距離（約3〜45cm）により、

• 細いバーコード
• シワのある商品ラベル
• 曲面のペットボトル
• レジカゴ内の商品

などもスムーズに読み取り可能。
読み取りミスが大幅に減り、スキャンのやり直しによる時間ロスを最小限に抑えます。
店舗側にとっては

• レジ処理スピードの向上
• ピーク時間帯の混雑緩和
• スタッフのストレス軽減
• 顧客満足度の向上

といったメリットが得られ、「レジが早くて快適」という印象づくりにも効果を発揮します。

倉庫・物流でのピッキングミス防止

物流・倉庫業務において、最も避けたいのが ピッキングミスや誤出荷。 商品の取り違えが発生すると、顧客クレームや返品コストの増加につながり、生産性が大きく低下します。
LS2208 は、

• 遠距離読み取りに強い
• 読み取り精度が安定
• 読み取り速度が高速

という特性を持っているため、棚の奥の商品バーコードもわざわざ手元に引き寄せずに読み取り可能。
これにより、

• ピッキング時の手戻り作業が減る
• 作業動線がスムーズになる
• 検品時の「読み取り漏れ」が激減

といった現場改善が期待できます。
また、耐久性の高さから

• フォークリフトの周辺
• 高頻度スキャンが求められる仕分けライン

といった過酷な環境でも安定稼働し、日々の多量処理に対応。
倉庫・物流における 正確でスピーディーな荷扱い を強力にサポートします。

図書館・学校・オフィスでの在庫・備品管理

図書館や学校では、管理対象が多岐にわたり、業務が属人化しやすいという課題があります。 また、書籍のバーコードは摩耗していたり、カバーで反射したりすることもあり、読み取りの安定性が求められます。
LS2208 は、

• 紙質の違い
• 擦れたバーコード
• 曲がった ISBN ラベル

なども正確に捉え、蔵書管理・貸出返却・棚卸し作業の効率化を実現します。
オフィスや学校でも、

• PC・タブレットなどのIT機器
• 工具・測定器
• 会議用備品やレンタル用品

など、管理対象が増える中で、バーコード管理の導入は欠かせません。
LS2208 の安定した読み取り性能により、

• 登録漏れ防止
• 返却忘れの発見
• 台帳管理の精度向上

が進み、業務の標準化とミス削減が可能になります。
複数人が入れ替わりで作業する環境でも、「誰が使っても同じ品質」で運用できる点が大きな強みです。

医療機関・クリニックでのカルテ・備品管理

医療現場では、「一度の読み取りミス」が重大な事故につながる可能性があります。 そのため、スキャン精度と信頼性は何よりも重要です。
LS2208 は、

• 患者IDリストバンド
• 検査用サンプルチューブ
• 薬剤ラベル

など、サイズの小さいバーコードでも安定して読み取りが可能。
印刷状態が悪いバーコードや、細かい医療用コードにも高い精度で対応できます。
病院・薬局・検査機関などでは、

• カルテとの紐付け
• 投薬管理
• 検査物の取り違え防止
• 備品管理の効率化

など、業務のあらゆる部分でバーコードスキャンが活躍します。
LS2208 の堅牢性と軽量設計により、忙しい医療スタッフの負担を減らしつつ、作業ミスのリスクを大幅に低減します。 「正確・迅速・疲れにくい」スキャナとして、医療現場の安全性と信頼性を支えるモデルです。

仕様