2025年6月16日
弊社販売のハンディインクジェットプリンター3機種比較 <文字入力の違い>
業務用として広く活用されるハンディインクジェットプリンターにおいて、”文字入力のしやすさ” は選定時に見逃せない重要なポイントです。本記事では、人気の3機種WHP‑SA2、BT‑HH6105B2、1790 の文字入力機能に着目し、入力方式・変換機能・フォント数などを詳しく比較します。
文字入力
機種 | 入力方式 | 複合変換対応 | 変換精度・使いやすさ |
WHP-SA2 | タッチ画面式キーボード | ○(”しょう”・”しゃ”・”しゅ” 等) | 高精度。スマホ感覚で操作可能 |
1790 | ローマ字入力 | ○(”しょう”・”しゃ”・”しゅ” 等) | 直感的操作で変換も安定 |
BT-HH6105B2 | ローマ字入力 | ×(単漢字変換のみ) | 限定的。変換数が少ない |
WHP-SA2の入力画面
上記の画面で文字をタッチします。スマホなどの画面に似ていて入力がしやすいです。
”しょう”、”しゃ” ”しゅ”などの変換もあります。
1790の入力画面
追加からテキストを選択します。
ローマ字入力で単漢字入力です。漢字は、中国語漢字に変換される漢字があります。
”しょう”、”しゃ” ”しゅ”などの変換もあります。
BT-HH6105の入力画面
印字編集画面にて文字を選択します。
ローマ字入力の単漢字入力になります。漢字は、中国語漢字に変換される漢字があります。
こちらは、”しょう”、”しゃ” ”しゅ”などの変換はありません。
文字入力のまとめ
WHP‑SA2 はスマートフォンのようなタッチ画面で操作でき、複合文字の変換にも対応。入力のしやすさと変換精度の高さが魅力です。
1790 はローマ字入力方式で複合変換に対応しており、変換の自由度が高く入力もスムーズです。
BT‑HH6105B2 は、1文字ごとの漢字変換になるため、漢字入力を多用する現場には不向きです。
フォントについて
機種 | 内臓フォント | 外字追加対応 | 備 考 |
BT-HH6105B2 | 2種類 | USBメモリ接続 | 印字時はUSBメモリを接続することが必要 |
WHP-SA2 | 4種類 | USBメモリ接続 | 印字時はUSBメモリを接続することが必要 |
1790 | 17種類 | USBメモリ接続 | フォントを本体に追加登録が可能です。 その場合は、内臓フォントと同じ扱いが出来ます。 外字の場合は、印字時にはUSBメモリを接続することが必要 |
BT-HH6105B2
2種類の内臓フォントです。外字がUSBメモリから追加が可能です。
中国語向けのフォントの為、漢字が中国語漢字になる場合もあります。
USBメモリにから外字入力で追加可能ですが、印字する時にはUSBをさしていないといけないです。
WHP-SA2
内蔵フォントは、17種類あります。中国語向けのフォントの為漢字が中国語漢字になる場合もあります。
また、任意のフォントを追加する事も可能です。画面のIpaexa、ipwwXg、JNRfontはテストで追加したサンプルフォントです。
他機種と同じでUSBメモリにから外字入力で追加可能ですが、印字する時にはUSBをさしていないといけないです。
操作性・カスタマイズ性まとめ
観点 | 1790 | WHP-SA2 | BT-HH6105B2 |
入力のしやすさ | ◯(操作性良好) | ◎(直感的) | △(やや不便) |
変換精度 | ◎(複合変換対応) | ◎(ユーザーフレンドリー) | △(単漢字) |
フォントの豊富さ | ◎(17種以上) | ◯(4種) | △(2種) |
外字対応・拡張性 | ◎(フォント登録可) | ◯(USB追加可) | ◯(USB追加可) |
私の使用の感じでは、
文字入力では、WHP-SA2>1790>BT-HH6105
フォントに関しては、1790>WHP-SA2>HH6105でした。
文字入力を多用する方には、WHP-SA2がお勧めです。色々なフォントを使いたい方には、1790がお勧めです。
その他の比較は以下を参照してください。
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1790

WHP-SA2

BT-HH6105B2
